■ミッション


弊社の社名Finescopeと聞いて、精密機械メーカーと思った人もいるかもしれません。(笑)

 

Finescopeには、弊社のミッションとなる役割と目標を込めています。

 

Finescopeに日本語に分解すると、

 

「素晴らしい」+「(望遠鏡などの)見る器械」

 

人・会社・街が持つ素晴らしいものを一緒に見つける役割を果たす、という意味込めています。

 

私が独立開業したのは2011年、法人化したのは2017年と6年以上かかりました。

 

同業を見てみると、概ね5年以内に事業を軌道にのせ法人化するか、諦めて別の道に行くかのどちらか多く、私のようなケースは少数派かもしれません。

 

当初、私は人材育成系の講師を目指して独立開業しました。

その目標に向かって有名講師の下でスキルを学び、コンテストで賞もいただき、400回以上の登壇実績も積みました。

 

しかし、講師だけで独り立ちする、というところまでは到達できませんでした。

 

ところが、そうなることを気づいていた人がいたのです。

それは、私に講師をイロハを教えてくれた、講師業界のオーソリティたちです。

 

講師業界のオーソリティは、そっと私に伝えてくれていました。

 

「あなたの素晴らしいところは、そこじゃないよ」

 

それを受け取るのに時間はかかりましたが、今一度自分が周りから何を求められているかを考え、シフトチェンジしたことで、現在に至ることができたのです。

 

 

しかし、これは私だけのことではありません。

 

私が携わってきた創業相談、経営相談でも、

 

「この人の素晴らしいところは、そこではない。。」

 

と思う場面があります。かつての自分を見るかのように。

 

自分で自分の姿を客観的に見ることは、思う以上に難しいのです。

 

その自分で見えない人・会社・街が持つ素晴らしいものを、一緒に見つける役割を果たしていきます。

 

 

 

さらにFinescopeを、別の日本語に分解すると、

 

「晴 れ」+「視 野」

 

つまり「視界良好」「晴れた見通し」というような意味になります。

 

人・会社・街が持っている素晴らしいものを一緒に見つけ、視界良好な経営のお手伝いをしていきたい。

 

これが弊社のミッションです。

 

 

2017年7月6日 合同会社ファインスコープ 西條由貴男